ミノル化学様
ヒット製品の誕生は、ホームページの問い合わせから生まれた
ホームページの引き合いは順調です
ミノル化学工業株式会社 代表取締役社長 押川 新一様
ミノル化学工業様は、プラスチックを使用して個人や企業のアイデアを製品にする会社です。ホームページの問合せに寄せられた様々なアイデアをもとに図面化し、低コスト、かつクオリティにもこだわって製品にしています。主力のミノルキューブは、全国のアーティスト、百貨店、フィギュアの展示会など多くの場でディスプレイケースとしても活用されています。
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ホームページの問い合わせでヒット商品が生まれた
ホームページ立ち上げのきっかけを教えて下さい
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 鏡に映った形が実物とは異なって見える |
ミノル化学は、化粧品メーカーの販促品、化粧雑貨、キャラクター商品などのプラスチック製品の受注生産を主な仕事としていました。しかし、1990年代、低価格で製造できる海外に、これらの生産拠点が移され、主力の仕事が激減してしまいました。この時に「プラスチックを使ってアイデアを形にする」分野の仕事を伸ばす為、ミノル化学のホームページを立ち上げました。 ホームページを立ち上げたのは、仕事を増やすということはもちろんですが、今後インターネットがますます普及し、社会的信用、認知度アップの必要性があると考えたからです。
ホームページからは、月平均5～10件のお問合せを頂いております。自分で製品を作りたい人、特許を取得して製品にしてくれる会社を探している人など、色々調べつくした結果、当社のホームページにたどり着くお客様が多くいらっしゃます。また、他社で製造を依頼していた人が、品質や価格に不満があり、「この会社なら一緒に考えてくれそう」と当社に相談に来られる場合もあります。
印象に残る製品を教えて下さい
 左：五重塔イヤリング 右：粘土細工 |
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非常に多くの製品を手掛けさせて頂きましたが、印象に残った製品に、五重塔イヤリング、ウエットスーツ用のハンガー、ダイエットグッズの瘦せ箸、飛距離がアップするゴルフティなどがあります。これらは、ホームページの問合せから生まれた商品です。中には、10年を経過した今でも継続的にリピートを頂いているロングセラー商品もあります。
五重塔イヤリングは、東京の方からの依頼でした。全体の高さが6ｃｍ、手すりの部分がとても細かく切削加工での製作は困難でしたが、当時はまだあまりメジャーではなかった３Dプリンターでの製作を思いつき商品にすることができました。最後の仕上げは、ミノルキューブに台座をつくり、サテンの生地を張って完成させました。
瘦せ箸は、特許を取得した方が、ホームページのお問合せフォームから、製品化依頼をしてこられて製品になりました。近年テレビで何度も放送されてから、ダイエットに役立つ商品として人気が高まり、Amazonや楽天でも引き合いの多い人気のアイテムになっています。
ミノルキューブをもっと知ってもらいたかった
ミノルキューブに特化したホームページの効果を教えて下さい
ミノルキューブの認知度を上げる為に、ミノルキューブに写真を入れて郵送でDM発送、海洋堂様訪問などの様々なPR活動をしました。そのかいあって、ミノルキューブは、FIFAワールドカップのピンバッチケース、宝石メーカーのジュエリーケース、百貨店、大阪中央郵便局のキャンペーン商品として採用されました。新聞や雑誌に取り上げられると、読売、毎日TVなどメディアでも放送されました。
2008年、産創館の社長道場のご縁で坪内さんと知り合い、ミノルキューブを独立させた専用のホームページの立ち上げを勧められました。制作費用を抑えたくて、ホームページビルダーやDreamweaverなどのソフトに挑戦したのですが、比較的低価格で作成出来ると聞いてホームページの製作をお願いしました。ミノルキューブだけの独立した専門のホームページができた事で、これまで以上に、ブランド力が確立し発信力がさらにアップしたと思います。
楽天・インスタ・ツイッターとホームページを連携させています
現在のホームページの活用法を教えて下さい
ホームページは、更新するとお問合せが増えるので、まめな更新を心がけています。その成果もあり、ミノル化学のホームページは、お仕事の受注が順調にきています。
ミノルキューブのホームページはミノルキューブの魅力やスペック、使い方を知ってもらう為に、facebook、インスタ、ツイッターなどのSNSと連動させて活用しています。facebookは自分で、インスタ、ツイッターは女性スタッフがそれぞれ担当です。
楽天のサイトには、ミノルキューブのURLを掲載し、興味を持った方に、よりミノルキューブの魅力を知ってもらえるようにしています。
取材を終えて
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押川社長は、ミノルキューブを知ってもらう為に、積極的な営業活動、ホームページ、SNS活用をされています。展示会では、他社とコラボをしたり、新たな提案と共にブースを盛り上げています。柔軟な発想力をお手本にしたい思いました。これからも活動を応援させて頂きたいと思います。 |